「水平リサイクル」とは、使用済みの製品を原料にして、同製品に生まれ替わる
事です。回収後の紙おむつを加水分解し、精製ポリマーに戻す技術を確立した。
再生SAP = 新品SAPと全く遜色がないレベル(吸収量50倍)に成功した。
ただ、再生コストは、新品よりも高くなってしまうもの。そこで、紙おむつの
素材部分のパルプや、SAPが吸収した「し尿」をバイオマス燃料に転換する等、
テイクバック施策を視野に入れて‘26にもプラント稼働を目指す。技術はクリア
できても、課題はおむつ分別回収のインフラ整備である。自治体や各施設、
家庭の協力が欠かせない。多難だが実装して欲しい。整備されたら協力する。
人生のスタートと終末期にお世話になるものだ。憂いなく使用したいと思う。