‘20にアフリカ大陸で野生のゾウ350頭が大量死した原因探査に人工衛星が活躍。
「近距離」の現象と「衛星の目」で地球を眺め データ分析の結果、死因はシアノ
バクテリアが生む ❛神経毒❜ を含む水を飲んだ事だった。‘20の極端な豪雨により
細菌が一気に増えた可能性が大きく、気候変動が病原体を生じゾウの命を奪った
主犯であった。同大陸では、フラミンゴの危機も迫っている。コフラミンゴ
(小型フラミンゴ)の生息数が減った原因究明も進む。南アフリカの22ケ所の湖を
20年以上監視した結果、葉緑体の色素濃度が薄くなり湖の面積が増えた。これは
コフラミンゴの餌(植物プランクトン)確保が困難な状況ということである。
豪雨が餌を減らし、繁殖を困難にした。この主犯も気候変動であった。