scroll

2025/06/09

ブライン(濃縮塩水)からの贈り物

地球は97.5%が海水だそうです。淡水は2.5%、その中で入手が容易な淡水は
ほんの僅かです。その為、世界中の「海水淡水化プラント」で大量の淡水が生
産されているのは周知のところです。淡水時に「ブライン(濃縮塩水)」が淡水
の1.5倍程度で発生する⇒ 環境に影響しない様に希釈して海洋放出されていま
す。このブラインの処理技術を東京科学大学が開発しました。ブラインを300
度に溶解したスズに噴霧し淡水を回収 →スズを冷却し、水に溶けていた資源の
分離・回収を行う。大量のブラインから水と資源に分別利用できて、廃棄物や
排水を殆ど出さない。海水淡水化プラントの最終形態として、理想的と思います。

ブライン(濃縮塩水)からの贈り物2
ブライン(濃縮塩水)からの贈り物2
ブライン(濃縮塩水)からの贈り物3
ブライン(濃縮塩水)からの贈り物4

2025/06/04

思いを馳せるHOTEL

ホテルの新形態として ❶省人化コンテナホテル(R9) ➋省人化トレーラーホテル
(トレイルイン) をご存知ですか?「共通点」は、徹底した省人化(無人である)&騒音の
心配がない(各部屋間が離れている)。 ❶各部屋設備は、浴室、冷蔵庫、レンジ等を
揃え、共用部にランドリーや自販機がある。最大の特徴は災害時にレスキューホテル
として機能すること。水道管等のインフラを切離し、20分で出動できるそうです。
❷各部屋設備は、浴室・洗濯機・シンクが設置済。トレーラーハウスを活用した
移動できるホテルです。災害時の出動を想定したホテル、心強いことです。

思いを馳せるHOTEL2
思いを馳せるHOTEL2
思いを馳せるHOTEL3
思いを馳せるHOTEL4

2025/06/02

『ニッケル亜鉛電池』が稼働します

ニッケルは主に合金で使用される。二次電池(蓄電池)は、鉛蓄電池【鉛の環境負荷】/
ニッカド(ニッケルカドミウム)電池【カドミウムの環境負荷】/リチウムイオン電池
【発火リスク】/ニッケル水素電池 / があります。このニッケル水素電池を 水素材➡
亜鉛材へ置き換えた「ニッケル亜鉛電池」を、‘26にFDK社が新型本格量産するとの
ことです。現在データセンター・非常用設備等に使用されている鉛蓄電池の代替需要
を取込みます。 ニッケル鉛電池⇒ ニッケル亜鉛電池に置き換えれば、重量は1/2に減じ、リサ
イクルや廃棄が容易になります。ニッケル水素電池に比べても重量は1/3になり、 生産
コストも安くなる。ニッケル素材は過酷な環境下でも安全性を保つ。ニッケル電池は、
日本で生産開始から60年超の還暦電池です。抜群の信頼度で、まだまだ稼働します。

『ニッケル亜鉛電池』が稼働します2
『ニッケル亜鉛電池』が稼働します2
『ニッケル亜鉛電池』が稼働します3
『ニッケル亜鉛電池』が稼働します4

2025/05/30

若者の読書量は増加している

「若者の読書離れ」五七調リズムのせいか、すんなり脳にインプットされ→思い込ん
でいました。が、現代の小中高校生は、‘90年代と比較して読書量が増えている
そうです。一番少なかったのは、‘97年で、半数以上の小中高生が1ケ月0冊で、
平均読書数は中学生1.6冊・高校生は1.0冊だった。‘24年では、1ケ月読まない
割合が大幅に改善し、平均読書数は中学生4.1冊・高校生は1.7冊に増えました。
読書の習慣付け、魅力伝搬など、教育現場の17年に亘る努力の結果と思います。
文字を読むだけでなく、聴く(オーデイオブックなど)、見る(画集など)も読書です。
読書は心と身体のご馳走です。貴方の核になる。たくさん召し上がれ。

若者の読書量は増加している2
若者の読書量は増加している2
若者の読書量は増加している3
若者の読書量は増加している4

2025/05/28

学校のプールが消えている

水泳授業のルーツは1955年の2件の水難事故とされ、200名余が死亡したことから、
海川で子供が身を守れるよう指導を求める声により始まったものです。が、近年は
プールの老朽化で水泳実技の廃止が相次いでいる。改修費用が高額で自治体の財政
では困難なことや、近年熱中症になるリスクも重なる。実技の授業は必須ではなく、
廃止しても問題はないそうだ。知恵を絞り、敷地内に温水プールを建設し複数の小
学校が共同で使用、授業を行う計画を進めている自治体もある。設備を共用し維持・
管理費用が按分できる利点がある。スポーツクラブで、プロのインストラクター指
導の授業を受ける学校もある。これを機に競技人口が増えるかもしれませんね。

学校のプールが消えている2
学校のプールが消えている2
学校のプールが消えている3
学校のプールが消えている4