よく目にする、設置場所が限定される(屋根の上等)のがシリコン太陽電池です。
ペロブスカイト太陽電池は薄くて軽く、柔軟性があり曲げ加工可で垂直設置も
可能です。2015年スマートマスターテキスト「太陽電池セル項」では、見なかった名前です。
太陽電池セルがシリコンの独壇場なのは、コストが低いからです。
アモルファス(電卓、ソーラー時計等に使用)電池もあります。加工の自由度が高く、
設置場所を選ばず…ですが、シリコンとの競合では製造コストで負けます。
ペロブスカイトは連続的量産化で製造コストが格段に安くなる可能性があり、
低照度(曇り)でも発電する為、発電効率が優れている。しかし、現状は
シリコン太陽電池に比べて耐久性に劣るのです。耐久性向上技術&コスト両輪が
揃うのが待ち遠しいです。そして、ZEH導入が身近になりますように。