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2025/07/16

土砂運搬に再起動 コンベヤー

「コンベヤー」は、かつて鉱山で鉱石の運搬に使用されたが、相次ぐ閉山で新設が停止、
需要は既存設備の更新のみになり、一旦カタログから消えたそうです。新設のきっかけ
は東日本大震災で、(近隣の山を削り、土砂・岩石を嵩上げして)高台を作るプロジェクトに
参加したこと。発注者から事業期間の短縮提案があり、時短が想定されたコンベヤーを新設
した結果、ダンプで9年の見込み作業を約3年でやり遂げたという。通常、運搬はダンプ
を多用するが、運転手不足や渋滞・排ガスが発生する。コンベヤーは要員が少なく、
CO2削減になり、ゼネコンの注目が高い。震災を境に土木工事用途案件の受注が続く。
再注目なければ、技術が途絶える可能性もあったそう。継承が間に合って良かった。

土砂運搬に再起動 コンベヤー2
土砂運搬に再起動 コンベヤー2
土砂運搬に再起動 コンベヤー3
土砂運搬に再起動 コンベヤー4

2025/07/11

「大きな蓄電池」揚水発電所

東南アジアで揚水発電新設が相次いでいる…の記事に目が止まりました。
「揚水発電」耳にした事はあるけど… 何だっけ? 水力発電の進化形態です。
発電所を挟んで、上部&下部にダムを築き調整池を作る ⇒ ①上部ダム水を流下
して水力発電する⤵ ②発電後の水を下部ダムに溜める ⇒ ③水車を逆回転させ
て上部調整池に水をくみ揚げる⤴ ①~③を繰り返す~というシステムです。
環境に負荷の無い還流発電です。要求の大きい時間に発電し ⇒ 昼間の太陽光発
電の余剰分電気を利用したり、夜間電力で揚水を行う = 水の位置エネルギーを
蓄えることから、「大きな蓄電池」と称されるそうです。なるほど。

「大きな蓄電池」揚水発電所2
「大きな蓄電池」揚水発電所2
「大きな蓄電池」揚水発電所3
「大きな蓄電池」揚水発電所4

2025/07/07

空飛ぶ避雷針 NTT

雷鳴時に心強い避雷針は固定物です。が、移動型避雷針の『空飛ぶ避雷針』を‘24.12、
実証実験が行われた。NTTは、ドローンによる雷の誘発・誘導に世界で初めて成功し
た。受動落雷 ➡ 制御する発想転換です。ドローンに雷が直撃しても誤作動・故障しな
い、かつ、市中のドローンに具備可能な耐雷ケージの設計手法を考案し、自然雷で実
証したものです。概念はドローンに「雷を受ける機能」を持たせることで、雷を意図
的に誘導し被害を回避すること。今回の実証実験で技術的実現可能性が確認された。
今後は、高高度対応・制度整備・安全性の検証が課題です。街やインフラ設備を守る
雷被害ゼロへの構想です。自然リスク回避への重大な技術だ、運用が待ち遠しい。

空飛ぶ避雷針 NTT2
空飛ぶ避雷針 NTT2
空飛ぶ避雷針 NTT3
空飛ぶ避雷針 NTT4

2025/07/02

「温泉♨入浴文化」外国人旅行者が熱視線

【温泉♨入浴】外国人旅行者が『次回の来日でやりたいこと』の2番目に多か
ったそうです。(‘24観光庁消費動向)。日本はほとんどの地域で温泉が出る温泉
大国です。温泉の根拠法は「温泉法」で、①採取時温度25℃以上ある事。②19
種類の成分のいずれか(水素イオンや硫黄等)を一定以上含有する事…とされる。
中でも『療養泉』は、病気やケガの治療に役立つ泉質を併せ持ちます。全国で
多くの温泉がこれに該当します。温泉が作られる仕組みは2パターンあり火山性
温泉、非火山性温泉に分かれます。私は、♨の湯舟に浸かると手足を伸ばして
唸ってしまいますが、異国の皆さんは如何でしょうか…?

「温泉♨入浴文化」外国人旅行者が熱視線2
「温泉♨入浴文化」外国人旅行者が熱視線2
「温泉♨入浴文化」外国人旅行者が熱視線3
「温泉♨入浴文化」外国人旅行者が熱視線4

2025/06/30

アルカリイオン電解水のコインランドリー

身近で「羽毛布団が生き返るコインランドリー」の噂が旬です。何ぞや?と調
べました。水を科学的に処理し、電気分解した水溶液を「電解水」と呼びます。
「アルカリイオン電解水」を作り、洗浄液に使います。 汚れを落とす仕組み
➡タンパク質や油脂を分解し、浮かせて剥離する ⇐アルカリイオン電解水は
汚れを落とすための洗剤が不要です。ph14以上なら、汚れ除去率100%です。
環境負荷になる物質を一切使用せず、洗剤によるアレルギーはありません。
環境汚染も無い。消毒・殺菌・ウィルス除去作用も持ち、すすぎ不要で節水
できる。嬉しいことです。雑排水がきれいになれば、水際の生物も喜びますね。

アルカリイオン電解水のコインランドリー2
アルカリイオン電解水のコインランドリー2
アルカリイオン電解水のコインランドリー3
アルカリイオン電解水のコインランドリー4