水泳授業のルーツは1955年の2件の水難事故とされ、200名余が死亡したことから、
海川で子供が身を守れるよう指導を求める声により始まったものです。が、近年は
プールの老朽化で水泳実技の廃止が相次いでいる。改修費用が高額で自治体の財政
では困難なことや、近年熱中症になるリスクも重なる。実技の授業は必須ではなく、
廃止しても問題はないそうだ。知恵を絞り、敷地内に温水プールを建設し複数の小
学校が共同で使用、授業を行う計画を進めている自治体もある。設備を共用し維持・
管理費用が按分できる利点がある。スポーツクラブで、プロのインストラクター指
導の授業を受ける学校もある。これを機に競技人口が増えるかもしれませんね。